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このブログは、ぼく「Mr.M」の日常、趣味などを紹介します。                             また、リボーンをはじめとするジャンプ系のマンガの発売日も掲載中!!

第1話 最悪の誕生日プレゼント

どうしてこうなってしまったのか。それは俺にも分からない。

セミの鳴き声が聞こえる中、中学1年生の山崎翔一は学校のグラウンドにいた。

翔一の目の前で他の生徒たちがドッジボールをしている。

ただ、普通のドッジボールではなかった。

ルールは普通のドッジボールと同じで、ボールを当てられたら外野に行くという、ごく普通のものだ。

だが、そのドッジボールは普通のドッジボールではない。

なぜなら生徒が普通ではないからだ。

宙に浮いている者、手が伸びる者、姿が消える者。これは人間技ではない。

「どうなってるんだ・・・。まさか、自分以外にこんなことをできる奴らがいたなんて・・・。俺、もう死ぬのかな。」と、翔一がつぶやいた。

翔一はただただそのドッジボールを眺めていた。


一週間前

「行ってきま~す!」翔一が少し遅刻気味で家を飛び出す。

今日は7月10日。翔一の誕生日だ。

「健二のやつ、誕生日プレゼント用意してるって言ってたけど、なんだろうな。」

誕生日プレゼントに期待を膨らませながら、13歳の少年が通学路を走っている。

学校に着くと、クラスメイトたちが翔一の周りを囲んだ。

「誕生日おめでとー。」親友の菊里健二が眠そうに声をかけてきた。

「なぁ、プレゼントってなんだよ?教えてくれよ!」翔一が尋ねると、

「自分からプレゼントせがんでくる奴、お前が初めてだぞ。まぁいいや。後でやるよ!後でな。」

「おう!サンキュー!」翔一の期待はいっそう高まった。

1時間目の授業は社会の歴史。翔一が最も嫌いな授業だ。

「俺は過去を振り返らない!肝心なのは今だ!過去にどんなことがあったろうと、
そんなことは俺には関係ない。今だけ見てりゃ何とかなる!!」

歴史のテストで悪い点数をとってしまったときの口癖はいつもこうだ。何の根拠もなく「何とかなる!」と言い張る。

過去のことを気にしない翔一は、当然歴史の授業中は居眠りだ。健二にいたっては、体育の授業以外は全て居眠りだ。

そうこうしているうちに、4時間目の授業がやってきた。健二が唯一まともに授業を受ける、体育だ。

授業が始まり、先生が生徒たちを集合させた。

「前回は長距離走、ご苦労様!ってことで、今日はドッジボールをやろうと思います!!」と、先生が言った。

この体育の先生の名前は「山田 裕史」。いわゆる「熱血教師」「スポーツバカ」の部類で、長距離走などのしんどい授業の次の授業は、ドッジボールなどの遊びの時間を設けてくれる。

チーム分けが決まり、翔一と健二は同じチームになった。

試合開始の笛が鳴った。健二がいち早くボールをキャッチし、敵チームに投げ返す。

健二はドッジボールがとにかく得意で、呼吸することよりも得意だと健二はみんなに自慢していた。

その言葉通り、健二の投げたボールは2人をかすり、地面に落ちた。

「よし!2人当て成功!!」健二が嬉しそうに叫ぶ。

試合は中盤に入った。圧倒的にこっちのチームが勝っている。翔一の後ろ、つまり敵の外野には大勢の生徒がいた。そのほとんどは健二に当てられたやつばかりだ。

敵の大将的存在のやつが全力でボールを投げてきた。健二がすかさずキャッチ。すると、健二はそのボールを翔一にわたした。

「お前、まだ一回もボール触ってなかったよな。一発投げてみろって。」健二がボールを差し出しながら言った。

「えっ!?やめとくよ。俺、ボール投げるの下手だし。」

「何言ってんだよ!誕生日なんだし一回くらい投げてみろよ。」

「ってまさか!お前、それが誕生日プレゼントだなんて言わないよな?」

「言わん、言わん。心配すんなって。ちゃんと用意してあるからさ。もうすぐ分かるって。」

翔一は半信半疑ながらもしぶしぶボールを受け取った。

「もう、どうにでもなっちまえーーー!!!」翔一が力いっぱいボールを投げようとした。

そのとき!翔一の右手からオレンジ色の炎が飛び出した!!その炎はボールにも飛び移り、炎のボールが敵の内野の地面に落ちた。

翔一が目を開けると、みんなが口をボーっとあけてこっちを見つめてくる。

「え?俺なんかした?」翔一が健二に尋ねた。

「・・・。」健二は腰を抜かしてしまったらしく、地面に座り込んでいる。

「大丈夫か?」と、翔一が手を差し伸べると、信じられない光景が翔一の目に飛び込んできた。

手が燃えている。正確に言うと、手が炎に包まれていた。

「・・・。何だよこれ。」翔一がつぶやく。

「どーなってんだよ!!俺の手が!!」だが翔一はあることに気づいた。

「熱くない・・・。」熱くなかったのだ。炎が手を包んでいるのに熱くも痛くもない。

着ていた体操服に手を当ててみても、全く燃えない。

これは炎じゃないのか?いや、自分が投げたボールが燃えている。

翔一の頭は混乱していた。

「もしかして、これがお前の誕生日プレゼントか・・・?」翔一が冗談で健二に尋ねた。

セミの鳴き声しか聞こえないグラウンドで、35人の生徒と一人の体育教師がただ呆然としていた。

内1人は、右手にオレンジ色の炎をまとっていた。

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性格:几帳面(自称)

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生年月日:1995年04月08日

年齢:現在16歳(高1)

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趣味:本屋で立ち読み(実際は座って読む)

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